睡眠の質を上げる入浴法

朝晩肌寒くなってきてお風呂が恋しい季節になりましたね。

お風呂はその日の疲れと汚れをぬぐい去って心身をリラックスさせてくれる癒しの空間です。

湯船に浸かることで、全身の温熱効果はもちろん、浮力による筋肉や関節への負担軽減、

水圧による血液促進などが期待でき、これらの相乗効果で睡眠の質を高めることができます。

毎日お風呂に入っているのに良く眠れない…

という人は入浴法を見直してみてはいかがでしょうか?と言うわけで

今回は【睡眠の質を上げる入浴法と手順】をご紹介します。

〜入浴法〜

☆40℃のぬるめお湯に15分

ぬるめのお湯は、血圧の急な変動を予防でき、心臓などへの負担をへらせます。

また、副交感神経が優位になるので入眠に向けてリラックス効果が高まります。

15分ゆっくり浸かることで、ヒトの深部体温(脳や内臓などの体の内部の温度)が

約0.5℃上げることができます。

☆入浴は就寝の90分前に済ませる

温まった深部体温は入浴後下がり、皮膚体温(体の表面の温度)との差が

縮まることで入眠しやすくなります。

眠くなると、手足が温かくなるのは、熱を放出して深部体温を下げているからです。

このタイミングを逃さないためにも入浴は就寝の90分前に!

〜手順〜
☆かけ湯

いきなり湯船に入らず、かけ湯をして体を温めましょう。

☆プレ入浴(5分)

湯船に腰まで浸かり、一呼吸おいてから全身を5分間沈めましょう。

☆洗髪

プレ入浴で体が温まったら、いったん湯船から出て洗髪しましょう。

☆本番入浴

40℃のお湯で15分入浴しましょう。肩までしっかり浸かってね!

☆洗体

15分お湯に浸かって温まった体は、毛穴も開いて汚れが落ちやすくなっています。

お気に入りの石けんやボディシャンプーで体を洗いましょう。

☆仕上げ

汚れや泡をシャワーできれいに流したら浴室内で体を拭きましょう。

体が一気に冷えるのを防げます。フェイスケアやヘアドライ、水分補給を済ませて、

タイミングを逃さないよう90分後にはベッドへ入りましょう!

きっと良い睡眠が訪れますよ…

PAGE TOP